作者の思考

モニター活動

2014年07月27日

7月も後少しとなったので、河川愛護モニターの報告をしたいと思います。
毎月1回の報告なので、まずはこれからモニターしていくエリアを決めてきました。

まずは根知、大野、横町〜河口と言った感じでモニターして行こうと思います。
この日は天気が良く、自転車でサイクリングしながらモニターすれば最高だろうな〜、と思いました。(暑い日でしたが、良い風があって気持ちが良かったです)
丁度、姫川の側面に道があり、一般の車は通れないようになっているので、そこを通って行けば根知付近まで安全にモニターできそうです。
季節も良いので、今後も楽しみながら活動したいと思います。


■根知付近
最初は根知の、小滝へ向かうトンネル前でのモニターです。
深刻な水害があった場合、まずブッ壊れる場所がここです。
かなり頻繁に壊れている印象があって、いつも工事している気がしますね…。
今回は特に異常は無さそうで、澄んだ水が穏やかに流れていました。



この辺りになるとアブが出始めていて、でかいアブが車に寄ってきます。
スズメバチに似ているので、ビックリしますが大きなアブはあまり怖くありません。
怖いのはハエくらいの大きさのウルル、集団で寄ってきて毒性も高いアブです。
この時期、子供や女性は気を付けて川遊びをして下さい。
山奥に多いので、小滝川や不動滝などには用心して観光して下さい。(車の窓を閉めて行き、降りる前に少し車内で待つのが得策です)

少し下って、例のロディン岩破壊現場を見ます。
最近、工事が終わった場所で、川の形が少し以前と変わりました。
新しく堤防ができ、大水での災害対策が行われたようです。
姫川がある以上、土建屋さんは仕事が無くなりませんね(笑)
草も刈ってあって、土手は小綺麗になっていました。
ロディン岩はあのまんま…、なんか可愛そうな気になってしまいます。




国道沿いの脇道には、黄色い花がいっぱい咲いていて、とても綺麗でした。(自転車で来たら最高だな)





■大野付近
更に下って大野付近を見てみます。
紐で囲ってある部分は、崩れる危険があるのだと思われます。
その内、何かしらの対策がされるのだろうか?



橋を渡って逆側の、この場所によくゴミが散乱しています。
キャンプでもするのか分かりませんが、ゴミは持ち帰ってくれって言いたいですね。
でも今回は、ゴミは無く綺麗な状態でした。



川の周りは草木が生い茂り、整備されている感じはしませんでした。(現時点では)
ただ、自然の美しさは在って、昆虫などが沢山いたので私としては問題ありません(笑)
それに、ここは川の通り道が近く、川沿いへ行くと急に崖のようになっています。
大人でも滑り落ちるので、整備して容易に降りられるようにはしない方が良いのかもしれません。
この場所も大水の際に、しょっちゅう削られている場所です。(ちなみに鉄の建材のようなゴミも姫川には多く見られます)






周りは田園が広がっていて、見晴らしがとても良いです。
道端には戸隠神社を祀った祠があり、何かしらの関係性を示しています。
山を見ると、ちょっとガッカリ…、ハゲ山となっている山が…。(石灰石の採掘によるものかと…)





帰り際に綺麗な幼生を発見、蝶だろうか?(蛾か?)
見覚えがある、昔なら分かったのだろうけどなぁ…。(しかもピンボケしてるし)
暑さが増し、命の躍動を特に感じる季節になりましたね!
お互い頑張ろう!、と勝手な事を幼生に言い聞かせて次へ向かいます(笑)




■横町・河口付近
桜公園付近と河口を見てみました。
ここには姫川付近に公園があります。
丁度、草刈りもされていて綺麗になっていました。
けっこう広いので、家族連れには良い場所かと思います。(休む場所もあるし)




そこからすぐ近くの川へ降りると、広い平地があります。(整備された平地)
鉱物の展示を兼ねた庭があり、日本海・姫川・虫川・根知川・小滝川の順に並べてあります。
鉱物名が書いてあるので、河原の石の名前を調べる事ができそうです。
ヒスイも在りますが、間違っても割って持っていかないように。(持っていっても金にはなりませんから)








反対側は平地になっていて、これから更に整備するようです。(芝を植えるようです)




ここから河口へ向かう道は、桜の樹が植えられていて春は見事な道になります。
河口までず〜っと続いていて、樹の下をくぐりまくると桜まみれになれます(笑)
確か車が入って来られない道だったので、安心して楽しめると思います。(春じゃ無くても)




この河口では、去年から大規模な工事をしていました。
ここも以前の面影は無く、えらく変貌した場所だと思います。
今月は雨が多かった月でしたので、何度か水量が増した日があったのだと思います。
堤防にも流木などが、いくつも挟まっていました。
自然の力の凄まじさを感じますね…。






今回は川幅も狭く、特に危険と思われる事はありませんでした。(長い魚(サヨリ?)が上がっているぐらいで(笑))

とりあえず、このエリアをランダムにモニターできればと思います。(より深く)
次回からの報告は、こんなに長くはならないかと思います(笑)


ちなみに、この場所ではありませんが、舟を乗り付けて海底でヒスイを盗っている者達がいます。
こうなると密漁なのか盗掘なのか分かりませんね…。
なんであれ管理能力の無さは、糸魚川の致命的欠陥のように思えます。(公僕の不祥事も多いし)
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