多くの人の“大切なわたしのかけら”となることを願いまして…
ホーム作者の思考
作者の思考
作者の思考:811
«前のページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ... 41 次のページ»
2022年09月11日
昨日に引き続き大紅屋を開店しました。
初日(昨日)に比べて大きな変化がない分、暇な時間が増えました(笑)

気温は昨日より高く(蒸し暑く)、人の動きは昨日より鈍く、残暑の洗礼を受けている気がしました。
それでも風が吹き抜けるので気持ちが良い、晩夏ならではの夕涼みを楽しめるのも今だけになります。(すぐに肌寒い秋が訪れて、やがて長く厳し冬が訪れるでしょう…)

冬は加工と雪かきくらいしかやる事がないだろうから、クリスマスくらいまでは活用したいなぁ〜。
いや、その前に秋の活用を考えなくては…。(ちょっと気が早かった)

夏は灼熱の中でもお祭りを楽しめたのだから満足、藍染めした着物で踊る仲間たちを見て「もう少し私が若かったら」って思いました(笑)
まぁ、若くても普通の男が踊っていても興味はないよな〜、女性の特権のようにも感じます。

とにかくいろいろと試してみたい、行動するメンツも揃ってきているように思えます。
やはりデザイナーが二人いる(私ともう一人いる)のが心強い、見てくれだけならどうにでも改善できます。(お金をかけず、今ある物を活用して見栄えを変える事が可能)

中身は少しずつ充実させていきます、見栄を張って急いでも十分な効果は期待できません。(最近は「慌てる乞食は貰いが少ない」って連中が増え気が…)

来週は新たな活用の打ち合わせをします、この事が未来に繋がれば嬉しく思います!(今日は知人とその友人の簡易識別を行っただけでした、ヒスイは無くて残念!)
2022年09月10日
少し予定が遅れましたが、今日から大紅屋(手磨き体験・オーダーメイド・石好きの交流を目的とした場)を再開しました。

今回は前回のように「作り手を集う」という目的ではなく、私が店にいる日以外は「それぞれのスタイルで活用する場」を試したいと思います。(大紅屋の活用自体の広がりを試します)

物販を主にするのか、ワークショップを主にするのか、作品(商品)の制作場として使うのか、時折集まってコラボするのか、いろいろと幅を広げて新たな仲間も加えて進めます。

ちなみに、私が主にするのは特に変わらず「石の手磨き体験」、「オーダーメイド」、「ヒスイの簡易識別」です(笑)
カテゴリーは同じですが、もう少し内容を濃くして初級〜中級が楽しめるようにしたいと思います。
上級者は個別に来てもらえたら有難い、話の内容が濃くなりすぎると興醒めする恐れがあるので…。
空間(大紅屋の内部)も前回よりグレードアップし、映像を流すモニターや商談や休憩に使えるソファーなどが加わりました!(女性限定シェアハウスのオーナーさんのお陰です!)
気軽に読める本も大量に揃えるつもりなので、本に興味がある人も楽しめるかもしれません。(私は美術の本と漫画くらいしか提供できませんけど(笑))

イベント(押上駅でのイベント)で、石に絵を描く女性とも知り合ったので、そのワークショップも可能になるかもしれません。
生粋の石好きに向けた体験ではありませんが、興味を持つ切っ掛けになるのでチビッコにも効果的だと思います。(石のまちとしても面白いと思う)
それに美術の勉強になるので、美的センスを養う体験は私としては大歓迎です。

まだまだ暑さは残っていますが、真夏の灼熱に比べたら過ごしやすくなりました。
本来なら夏休み中に行えば良かったのですが、クーラー無しであの暑さは乗り越えられません(笑)
それに、その前に十分な成果を出せてしまったのも一区切りの要因になりました、糸魚川の「日出ずる命たち」ではありませんでしたが、同郷の多くの若者たちに体験してもらえた事を嬉しく思います。(くれぐれも磨抜け(マヌケ)にはならないように!)

基本は土日に営業する予定(私個人の予定)ですが、平日にも居たりします(笑)
10月も営業するつもりなので、秋の糸魚川(糸魚川の海)を楽しんだ後に気軽に寄ってみて下さい。(開いていなかったら電話して下さいね(笑))

今回はどんな縁が結べるのかな〜、楽しみながら「その時」を待ちます!(今日は簡易識別のお客さんが来ました、初日から有り難うございます!)
2022年08月26日
雨が少なく暑い日が続いた糸魚川でしたが、後半からは雨模様となり涼しくなりつつあります。
いよいよ秋の到来かな?、名残惜しい躍動の季節でしたが晩夏も楽しめたらと思います。

それでは久々のヒスイ日和(探石記録)を書きます。

夏は熱中症の危険があるのでガイドなど一連の活動を休んでいましたが、地元の知人から「息子の夏休みの自由研究を手伝って欲しい」との以来があり、ギリギリ熱波が過ぎた頃にガイドをしました。

お盆を過ぎた海岸(夏休みの後半)、早朝まで雨模様でしたが次第に晴れてくるとの予報通り空に青空が見えてきました。(8/21)



この時期の海は波が強くなっているので遊泳には向きませんが、波打ち際では石探しや海水浴などを楽しむ人々が多く訪れていました。(帰る頃には、もっと増えていました!)

ちなみに依頼者は海岸左側の左下に写っている親子です。(水色のリュックの子が主役)
探す環境としては暑くなりはじめなので灼熱ではありませんが、水分補給は必須です。
浜は小砂利が多く上がっていて波も強くて速い状態で、あまり良いとは言えません。(探石する場合の話しです(笑))

それではいざ開始!
簡単には見付からないヒスイ転石ですが、それも込めての自由研究にしてもらいます。

まず、「ビーチサンダルだと小砂利が入って足が痛い」って事が分かったようです(笑)、以外に気が付かない事ですが重要で、本気で見付けたいのなら「捨てても良い靴」か「長靴(水耐性の靴)」が必用です。(足の皮に自身のある人は裸足でも大丈夫だったりしますが…)

次は似た石が多く「石が乾くのを待たずに判断しようとする」って事が分かったかと思います。
まぁ、後で識別すれば良いのですが、あまり持ち帰ると「お母さんに怒られる(家が石だらけになるので)」ってのはチビッコ皆が経験するようです(笑)
用意したケースに入るくらいの「面白く美しい石」を重点的に探しました。(なので押上の海岸を選びました)

最後に、チビッコよりも「お父さんの方が本気になる」ってあるあるも分かったようです(笑)
知人(父親)は波の強い中にウェットスーツで腰丈まで浸かって探していましたが、強い波と雨が続いていたので海水が濁っている最悪の状態…。
それでもそうやって探したくなる気持はよく解ります。(そうやって楽しんでみたい、納得して終えたい、後悔はしたくない、思いで作りですね!)

約二時間を探石に費やし、苦労した甲斐もあってチビッコにはヒスイ転石(親指半分サイズ)を拾わせる事ができました!
運が良かった〜、探している人たちも多かったので普段より競争率が高い状態でした。
「こういった時期に来るものではないな」って思いましたが、この時期じゃないと親子が楽しめない(楽しむ機会が少ない)のも事実なので、求められるのであれば対応したいと思いました。(それでも真夏は無理があるかと…)

なんであれ、これで自由研究の体験は終了、後は集めた石たちを選別してケースに入れ、一箱のデータとして活用しながら保管する事に進みます。
このデータ箱がどれだけチビッコと一緒にいるかは分かりませんが、この年齢の記憶(思い出)としては有意義なものになったかと思います。
もともと石が好きな子だったので、ちょっと将来に期待しようかと思います。(まだ小2ですので未来は無限大です!)



9月から大紅屋を再開したいと思っていますが、前回とは違ったやり方をしたいと思います。
と言うのも、この季節から加工に入らないとなりません、あの場所に居続けては本領発揮できないデメリットがあるので、少しずつ営業日を減らして行きます。
土日・祝日だけで良いのかな?、他の人たちにも聞いて「私がいなくても活用できる状態」にできたらと思います。(連日の有効活用は難しいなぁ…)

私的には主に「オーダーの窓口」と「手磨き体験の場」とし、物販は持ち帰れる程度に抑えて行いたいと思います。

秋に訪れる人たちの「ちょっとしたコミュニティーの場」になれば嬉しいです!
2022年08月19日
待ちに待った(私が楽しみに待っていた)シルバーアクセとのコラボ紹介です。

シルバーアクセの作家さん(高見澤さん)とのコラボ作品、お互いの協力により「二個石の螺旋リング」と「蝶(アゲハ)のペンダント」をシリーズ化する事ができました!

ちょっと季節がズレましたが「春かぜ」と、こちらもギリギリの季節の「潮かぜ」です。
サイズは13号で、どれかの指には装着できるであろうサイズにしてります。(若干ですがサイズ調整が可能な仕様です)



「春かぜ」は特に翠ヒスイのグレードが高く単体でも勝負できますが、やはり紫と合わせた方が双方が際立つように思えます。(どちらも極小のルースだったし)
紫が赤系統なので、赤のヒスイがない(無いであろう)糸魚川ヒスイとしては、この二つ(紫と翠)で翡翠と言えるのかもしれません。

「潮かぜ」は碧ヒスイの模様にも拘ってみましたが、ルーペなどで見ないと紺にしか見えないくらい濃い発色を示しています。
こちらは「海とヒルガオ」にもできるし、「夕焼け(朝焼け)と海」にもなるので、テーマとしては秋の終わりまでカバーできます(笑)

今回の春かぜは若者にも似合う発色とルースサイズにしてあります。
お金に余裕のない年齢ではありますが、似合う人の手に納まる事を願います。(次ぎに作れるか分からないルースなので…)

ちなみに潮かぜは、若さだけでは身に付けられない独特の敷居があります(笑)


次は、ギャラリーを経験した事で仕様を変更したアゲハのペンダントです。
以前からサイズ違いが欲しかったので相談したところ、三段階まで可能という嬉しい報告がありました!(ルースのサイズで使い分けができる!)



今回は通常サイズと中サイズで「紫アゲハのペンダント」と「紫翠アゲハのペンダント」を作りました。(作ってもらった部分が多い気が…)

前回の翠アゲハがあったので紫アゲハも作りました(笑)、クロアゲハやアオスジアゲハ(羽根の形が違うけど)など実際に存在しているアゲハにもなりそうですが、ここは幻想(表現)の領域なので「私が創造するアゲハ」で進めていきます。

まずは翠アゲハと双璧を成すレベルの紫アゲハの誕生、どうしてもバランス的に作りたかったペンダントです。
そしてサイズ違いの紫翠アゲハ、先ほども書きましたが紫と翠で翡翠を表しています。
読み方は「シスイアゲハ」でもこの際問題ないでしょう(笑)、ウスシスイアゲハ(淡紫翠艶羽)って感じかな?
ヒスイと読ませても良いな〜、ウスヒスイアゲハでも良い感じ、持ち主(今は私)が好きな方で呼べば良いのでしょう(笑)

こちらも若者に合わせられる仕様にしています。(若さで淡さをカバーできる)
もう2mmほど小さくできるので、気軽に身に付けられるアクセサリーになります。(それに合う不定形ルースが偶然できればの話しですが…)

リングもペンダントも裏窓が開いているので、光を透過する姿(神秘的・幻想的に輝く姿)も楽しめます!(これも楽しみの一つでしょう)

私たちの作品が、それぞれのカケラとなって後世に繋がれていけば幸いです。



ちょっと最近の話しを書きます。
6〜7月が活動的だったので8月は休憩(笑)、小規模で行った「おまんた祭り」の休憩所として仲間内で大紅屋を半日借りましたが、やはり熱気で休憩どころではなかったです。
もう7月から無理な気温だったので延長しなくて良かった…、しかも夏休み期間は灼熱と化していたので疲弊したオッサンには厳しすぎる環境と言えます(笑)

甥を泳がせていた時期が懐かしいな〜、とりあえず涼しくなるまで休憩です。(最近は雨の日が多くなり気温が下がってきています)
2022年07月22日
今回もシルバーアクセとコラボした作品の紹介です。

シルバーアクセの作家さん(高見澤さん)がメインになって制作した作品、青ヒスイのカケラ「流青(りゅうせい)」を用いてバングルに仕上げてあります。
バングルには細波を想わせる模様が施されていて、水面のような「光のゆらぎ」を楽しめます。




こちらは緑ヒスイのカケラ「万葉(まんよう)」を用いたバングル、細波の模様は山波を想わせて「吹き渡る緑の風」をも感じさせてくれます。
バングルの幅を細くしているので、主に女性用に仕上げられた品になるでしょう。





以前から「バングルを制作中」との連絡を受けていたので、とても楽しみにしていました。(ありがとうございます、良い出来ですね!)

今回も糸魚川ヒスイのルースが有効活用されました!、こればっかりは「ルースのまま私が持っていても意味がない」って話で、コラボできる人(同志)がいて良かったと心底思います。(女性である事も強みでしょう)

ほんとに助かるなぁ〜、新たに「紫アゲハのペンダント」と「春かぜ(二つ石リング)」もオーダーしたので、その仕上がりも楽しみで仕方ないです。
ちょっと季節が外れてしまう(紫ヒスイを使った春の品なので季節外れになってしまう)のですが、アゲハも花(ヒルガオ)も、これからが最盛期なので問題ないでしょう(笑)

身に付ける事のできない私が「もっともっと美しいアクセサリーを作って行きたい!」、と願うのは贅沢なのだろうか…?
自身で完結する「魂の器(お守り)」は私が勝手に創って行くとして、自身では完結し得ない品を協力して誕生させるのも作家の本分、作り手で在ろうとするのならば贅沢な願いではないでしょう。(と思いたい(笑))

まぁ、贅沢であっても其処に進むので、何があっても「傷の付かない硬度」と「砕けない堅度」を備え、己(自分以上の存在、或いは自然そのもの)で削りながらカタチを変え、磨きながら光沢を宿す「原点の力」を求めたいと思います。(それ即ち「切磋琢磨」なり)

その過程で知り合うであろう「新たな人」や「新たなヒスイ」、その出逢いを楽しみにしています!
2022年07月18日
作品紹介が詰まっていたので、続けて紹介して行きます。

シルバーアクセの作家さん(高見澤さん)とのコラボ作品です。
まずは「波うちぎわ」、緑ヒスイ(万葉)のルースに打ち寄せる波のデザインを合わせたリングです。
ルース自体も波打ち際を想わせる景色を映しています、流線的なデザインで海を表現し、軽量も考えられた仕様になっています。




次は「波のたより」、ヒスイの転石(海石)探しで感じた想いをデザインしたリングです。
緑ヒスイ(万葉)のルースを用いて、波に乗って現れるヒスイ転石(ヒルコ神)を小さなリングで表現しています。(その感動をリングに閉じ込めました)




こちらも「波のたより」、ヒスイの転石(海石)探しで感じた想いを込めたリングです。
青ヒスイ(青海)のルースを用いて、波に乗って現れるヒスイ転石(ヒルコ神)を表現しています。(より海を想わせる青〜碧ヒスイのルースで作りました)




糸魚川ならではのアクセサリーが欲しかったので、転石探しをテーマにしたリングが仕上がったのは嬉しい限りです!
作り手が実際に体験して誕生したアクセサリーなので、その時の感動や浪漫が詰まったコラボ作品だと言えるでしょう。

自身で見付けたヒスイ転石でのオーダーメイドも可能にしているので、きっと「それぞれのカケラ」として身に付けてもらえると思っています。(思い出をカタチにする一つの姿です)


最後は「眼鏡のメガネ」、実用性も考えられた品で眼鏡ホルダーとして活用できます。
淡翠のヒスイ(翠雪)でラウンド型のルースを制作したので、高原のような清涼感を感じてもらえると思います。(これから暑くなるので、渓谷の雪解けを込めました)




小さなカケラたちも活躍の場が見付かって良かった、まだまだ作って行きますので楽しみにしていて下さい。(興味のある人は(笑))
2022年07月17日
今回は建速素戔鳴尊「雨過天晴」の四作目を紹介します。

全体が淡青に染まるヒスイ「水湖」で、建速素戔鳴尊を制作しました。
水面を想わせる模様を全身に宿し、まるで梅雨明けの空を映したかのような景色を魅せてくれます。
背景には未だ明けない梅雨の山波をイメージし、雨雲を振り払い天に光をもたらす「蒼天の龍」を表現しています。




一見は白に見えてしまう水湖シリーズのヒスイですが、淡い色合いと細波のような(モアモアした)模様がとても美しい素材です。(石質も良くヒビが少ないのが特徴です)
部分的に緑が混ざったような碧と言える発色もあり、「雨で潤った湖面に映る天」を表現するのにピッタリでした。





光に透かすと淡い青〜碧に透け、雲の切れ間から除く青空のような景色を楽しめます。
天を見上げる事の多い季節なので、この既視感は「待望の景色」として古くから人類(遺伝子)に記憶されているのかもしれません。





遅れに遅れた紹介ですが、戻り梅雨などと意味不明な言葉で誤魔化している世の中には間に合いました(笑)
カエルも鳴かず、セミも羽化していないのだから、6月に梅雨明けする訳がないですね…。
もう7月に梅雨がズレ始めて何年目だろうか?、いい加減に適応した方が良いかと思います。

それはそれとして、やっと集中して作品撮影や紹介文に取り組めました。
暑さと疲れで頭の回りが悪くなっていますが、初心からの流儀は守れたかと思います。
基本的に一人での活動なので、やる事が詰まってくると進みが遅くなります。(当たり前の話しですね(笑))

とりあえずギャラリーも経験し(計2回)、ワークショップも行い(総人数90人)、急に巻き込まれたクリエイター交流会での活動報告も友人と行い(私は立っているだけだったような…)、残すのは押上海岸のちょっとしたイベントのみ(穴あけ程度)なので、やっと一息付けそうです。(台風のような日々でした(笑))

それにしてもキターレ(クリエイター交流会)で出されたお弁当が美味しかった、気の利いたおもてなしに感謝です。(出席して良かったと思いました、友人にも感謝!)
交流会もクリエイター縛りではなかったのが良かった、いろいろな人と知り合えたので良い縁を結べそうです。(初期メンバーで残っているのは、私とフェルエッグの渡辺さんだけ(笑))

休憩したらコラボを進めて「思い出をカタチにする活動」を定着させて行かなくては…。
いろいろ挑戦したので、そこでの経験が役に立ってくれる事でしょう。(大紅屋も再開しなくてはなりません)

いよいよ季節は躍動期に突入、待ちに待った「神々(自然)との交歓」の始まりです!
2022年07月13日
私史上で最も大勢を相手にしたワークショップが嵐のように過ぎ去りました。

覚悟はしていましたが疲れた〜、しかも時間が押していて行えるのは30分程度、なかなか厳しい状況でした。(予定では1時間半でしたが…)

まぁ、団体旅行にありがちと言いますか…、それも考慮していたので本気を出せば5分で終わる仕様にしていました(笑)

やはり男子は速い、調整のため長引かせて研磨してもらいましたが、筋の良い子が多かったので際立った艶を備えるストラップが仕上がりました。
女子は丁寧で、全体的に艶を出せていたのが印象的でした。(性格が出るのかな?)

目の当たりにしたのは「致命的に研磨センスが乏しい子」で、群を抜いて研磨センスがある子とバランスをとるかのように結果として現れます。
最初から分かっていたら重点的にサポートできたのですが、後半からだと時間が無く十分なケアができず惨めな思いをさせてしまったように思えます。

なかなか難しい…、ストラップの紐を付けるのに忙しくサポートできない、これが一人で行った事のデメリットだと言えるでしょう。
その子だけが心残りだな…、私の甥のような不器用さも相まって心配になりました。

でも出来過ぎだったのかと思います、もっと出来ないのが普通ですし、たまたま癖のあるヒスイに当たってしまったのかもしれません。


それ以外に気になったのは、「どうなれば完成なのか解らない」と言う意見が多かった事です。
光沢を認識できないのだろうか…?、私より目の良い子たちなので輝きには敏感な筈、「磨く」という概念が頭に無いのかな?
周りの物が輝いているのは何故なのか気にならないのだろうか?、この輝きを認識できないとなると「人の輝き」は更に気づける筈もないです。(よって硬度を知る術がない)

これは早めから経験させて覚えさせた方が良いように思えます。
とにかく国語で「切磋琢磨」の意味を教えて、美術(図工)で体に教え込まないと致命的な差が出るでしょう。(ものづくりが終わるかと…)

そんな事を強く感じた手磨き体験でした。


私個人としては、一人でも「これだけの人数を相手できるのだ」って事が分かったので満足、次回があればサポート役を用意しますが、いざとなれば一人で可能だなので安心です。(急な都合によって来られない場合もあるので)

この体験の後に、大人になって私の前に再び現れる者はいるのだろうか?
一人でも良いから研磨したストラップを持って会いに来て欲しいなぁ〜、10年くらい先の話にはなるのでしょうけど、その日を夢に見る未来も悪くないように思えます。

過剰な期待は禁物ですが、その日の事も考えて究極に磨き上げた人間を目指し、老いても恥ずかしくない姿でいたいと思います(笑)

また会える日を楽しみにしています!
2022年07月13日
ギャラリーの展示会は無事に終える事ができましたが、次は団体へのワークショップの試みが始まります。

当初より人数が減ったとはいえ、約70名にヒスイの手磨きを体験してもらうのは嬉しい限りです。(初めての団体なので手際の悪さは許してね(笑))
一斉に対応はできないので二組に分けて行います、担当は私一人で行いますが、いろいろと手配をしてくれたりと協力してもらえたので助かりました。

場所は新しく生まれ変わった美山のクラブハウス、勾玉ホールと悩みましたが、長者原遺跡の地でヒスイの手磨き体験をするのが相応しいと思い提案しました。(海が見える勾玉ホールも捨て難かった)
これが会議室のような空間だったら興醒めでしょう…、作業が地味なので場の雰囲気が最も大切だと感じました。(特に県外からの体験者には)

良い思い出として残ってさえくれたら、成長した後に再び遊びに来るでしょうし、ヒスイの加工にチャレンジしてくれるかもしれません。

それに後々の後継者を見出すにも好都合(笑)、逸材は「日出ずる命」の中にしか誕生しませんので、その者と出逢える日を楽しみに活動できます。

残念なのは雨が続く天気なので晴れ渡る空を楽しめませんが、熱中症の危険性は低くなったように思えます。(それも含めて屋内にしました)
美山自体の気温も低めなので、クーラーが効きすぎて室内では肌寒さを感じるかもしれません。(特に女の子に注意が必要かな?)

疲れで頭の周りが悪くなっていますが、どうにか対応してやり遂げたいと思います。(どういう訳かやる事が詰まっていますが、一つ一つを試練だと思い乗り越えたいと思います(笑))
2022年07月11日
ギャラリー展示会も最終日となりました。

5日間のギャラリーでしたが、朝から参加できた日は3日程度となり、周りの方々に迷惑をかけてしまいました。(協力をありがとうございます)

お陰さまでヒスイのアクセサリーも売る事ができ、新規のヒスイ好きの方々とも知り合う事ができました。
私が知らなかっただけで上越にも多くのヒスイ好きがいる事が分かりました、この縁が在ると無いとでは雲泥の差になるでしょう。(今後の活動に大切な繋がりになります!)

今日のお客さんは前日にルースを購入された方が再び訪れ、新たにルース1点を購入されました。
所有しているコレクションも見せてもらい、「本当にヒスイが好き」って事が分かりました。
旦那さんとの思い出が詰まっている品だそうで、いつも大切に身につけているそうです。

緑と碧のオッドアイタイプのピアスを購入された方は、その場で身につけて行かれました。
永く身につけて楽しんでもらえたら嬉しいです。(蒼翠展として相応しい結果でした)

月曜日ではありましたが最終日という事で来客もあり、最後の締め括りとして良い売り上げになりました。
課題も残っているので、それを解消するよう品揃えも考えなくてはなりません。

今年は秋〜冬は忙しくなりそうです。


当初はどうなるか心配でしたが、経験するしか調べる方法はなく、最も最短で明確に結果が出るので無駄に思えても現場で経験則を積み重ねて行くしかありません。
幸いな事に挑戦してみた事は全て結果が出ていて(周囲のサポートの恩恵も大きい)、無駄な事は無いのだと前向きに臨めるようになりました。

失敗を恐れては何も始まりませんが、「失敗を失敗にさせない」という強欲な覚悟も必要だと感じます。
全てを血肉にして行く、そんなハングリー精神も創作活動には必須なのでしょう。
自身の努力と周りのサポート、二つが揃うと結果に現れるのだと解りました。(土台(自身)の努力だけは怠らないようにしなければなりません)

ともて良い経験になりました、関わった皆様ありがとうございます!(感謝です!)
2022年07月10日
ギャラリー展示会の四日目、この日は午前中から参加できました。

連日天気に恵まれて暑さも倍増です、会場が涼しいのが救いで訪れる方々は涼みながら見学を楽しんでいました。
休日なので来客も多めですが、なかなかヒスイを購入するまでには至りません。(当然ですが、そう簡単ではない)

予想通り家にヒスイの原石を持っている人は多いようで、その扱いに困るのは糸魚川と同じようです。(どちらか(父方・母方)の実家が糸魚川である人に多いようです)

男性は相変わらずで、加工の仕方を聞いた入り、原石の見方を聞いた入りと、自分の興味のある事のみを訪ねに来ます(笑)
また、この仕事を本業としている事が信じられないようで、「どうやったら成り立つのか」に興味があるようです。

正直、どんな仕事もそうですが「その事に正面から向き合う」っていう基本を守れば成り立つかと…。
正面から向き合えば必要とする資質が解り、それに対応していく事で段階ごとに必要な課題を理解し、それをクリアする事で継続して行ける道理が見えてきます。

それが「見えない(あるいは対応できない)」って時点で不可能、足りていない要素が多すぎて問題外だと言えます。
「自分も一緒だ」とか、「平等だ」とか、そういった妄想に惑わされない事が重要で、現時点の硬度(段階)を知らなければ削られる一方となり磨き上げる事はできません。

その事に早い段階から気が付かないと手遅れ、成長には期限があり逃すと衰えるだけの余生になります。
これは常に肝に銘じておかねばならない事で、糸魚川のヒスイを扱う上での常識といえるでしょう(笑)


話を戻して、今日から試してみたルースが2点売れました。
僅かな数ですが嬉しい!、持って行かなければ売る事もできず、お客さんも手にする事が出来ませんでした。
ヒスイ好きの女性で、青ヒスイと緑ヒスイのペンダントを身に付けていたので私(ヒスイ)のお客さんだとすぐに解りました。

糸魚川からも三名の来訪があり、「家にあるヒスイをどうにかしたい」といったお馴染みの相談を受けました(笑)
優れた海岸転石(ヒルコ神)じゃない限り、原石で持っているより加工して装飾品にした方が残された者にも喜ばれるでしょう。

同じ糸魚川なのだから、もっと早くに訪ねて来れば良かったのに…、と思いましたが、表に出てなかったので私の事を知る機会がなかったようです。(今回は、とても良い宣伝になったように思えます)

ヒスイ拾いを早めに切り上げて会いに来てくれた人(男性)もいて、いろいろと楽しい話ができました。(勾玉の購入をありがとうございます!)

一緒に展示会をした方との相乗効果もあり、ヒスイの粉も有効利用されたようで安心しました。
いろいろと良い縁にも恵まれたので、今後の活動に期待が持てそうです。

ラスト1日、後悔しないよう取り組みたいと思います!
2022年07月09日
ギャラリー展示会は三日目を終えました。

今日も午後から展示会に出席、午前中に来られたお客様にご迷惑をおかけしました。(スタッフさんと共同展示している方にも…)
宣伝(新聞やDM)の効果もあり訪れる人が増えてきたようです、顧客の皆さんと新規のお客さんが展示品を見に来てくれました。

新規の人は変わった人が多かったですが、ヒスイ好き(特に男性)は変わっている事が多いので許容範囲内でした(笑)
初めて男性が幾つかの根付けを購入されましたが、やまり一角の商売人で即決して気持の良い買い方をして行きました。(私の認識に狂いは無かったようです)

もう一方(女性)は勾玉を購入されました、即決とはいかず悩んだ末の答えでしたが嬉しい答えでした。(もともと別の品を探しに来ていたので迷ったようです)

紫ヒスイのくり抜きリングを見せてくれた方もいましたが、あえて艶消しにしているのかマットな仕上がりが気になりました。
私に磨きを依頼してくれたならピカピカに生まれ変わらせるのに…、と心底思いましたが、艶消しが好きなのかもしれないので黙っていました。(それぞれ好みが違うので)

吟味すべき「滅び行く品」も、一考の価値があるようで意外に需要がある事が分かりました。
用途はそのままで「姿形を洗練させる」、これが必用なのかもしれません。
コラボでのみ実現できるので、同志たちに相談したいと思います!


土曜日と言う事で通り道のマリンドリームは満車(笑)、いつもながら見事だと感心して通り過ぎて来たので、こちらでも売上げがあった事は嬉しい限りでした。(このギャラリーも流石、年期の違いを見せてくれます!)
もっと品を揃えれば良かった…、120%の品揃えをしても損はないでしょう。(宣伝も兼ねれば損はない、次ぎに繋がる縁が築けるでしょう)

残り二日なのでちょっと間に合いませんが、試すチャンスでもあるので作り続けたルースを持って行こうかと思います。
オーダーメイドを受けられるようになれたら最高、その為に作ったのだから挑戦してみる価値はあります。(最初なので手際が悪いでしょうけど(笑))

明日は午前中から会場にいて、お客さんに対応したいと思います。
2022年07月08日
ギャラリー展示会は二日目を終えました。

午前中は仕事(加工)が忙しく、午後から会場へ向かいました。(なかなか常駐できません…)
午前から訪れてくれた方もいたようで、対応をスタッフさんや一緒に展示会をしている方にお願いする形となってしまっています。(すみません、助かります!)

午後からもヒスイ好きのお客さんが訪れて、シルバーとコラボしたリング「春かぜ」を気に入り購入されました。(ありがとうございます!)
本来なら春のイベントに本領発揮する品でしたが、期間延長となりここでやっと所有者が見付かりました。(価格に涙して諦めた方々もいました…)

ヒスイが好きで「それを購入できる人はいるのだ」と明確に示してもらい、前回の考えを改めなくてはなりません。(もう「おみそれしました」って感じです)
ヒスイ文化は定着しなくても「示せる人はいる」って事が解りました(笑)

更に「アゲハのコンチョ」はギャラリーの奥様が気に入ってくれました。
元々は髪飾りとしていましたが、「ペンダントにしてほしい」とのご要望があり、理由も「髪飾りだと自分で見て楽しめない」と、もっともな意見でしたので早急にシルバーアクセの作家さん(高見澤さん)に相談して対応したいと思います(笑)

周りの女性たちからも「ペンダントが良い」と言われ、初めからペンダントにしておけば良かったと思いました…。(首飾りにできるような仕様を含めたのですが、やはりペンダントに限定した方が良いみたいです)
サイズも少し小さめのタイプがあると、より選びやすいかもしれません。

しかし、ここでもひるがえらないのは「男は金を使わない」って事で、つくづく期待できない生き物だと感じました(笑)
こうも明確になると笑える、口八丁の割に示す事の出来ない力量、もう「金を払ってから見栄を張れ」って言いたくなります。(ご託はいいから(笑))

これは何処へ行っても同じなのかな?、一角の商売人以外の男は期待できない事が分かりました。


あとは「持っている石(ヒスイっぽい石)を加工できないか?」と言う要望もあるので、原石を見て判断したいと思います。(これは糸魚川と変わらない感じ、意外にヒスイがある家が多いのかも?)

まだまだ知らない事が多いですが、糸魚川より遙かに大きなまちなので面白い可能性が埋まっているのかもしれません。(成長に協力してくれた方々に感謝です)

まだ二日目、際立っていた品が2点とも手元から離れて寂しくなりましたが、他にも魅力的な品が在るので頑張って紹介したいと思います。
2022年07月07日
今日からの5日間(7日〜11日の間)、上越のギャラリーで展示会を行っています。

前回(5月)も別のギャラリーで展示会をしたので、今回で2度目の試みになります。(前回は別のギャラリーでの開催でした)
宣伝にはお馴染みの新聞を使いましたが(ギャラリー側の基本らしい)、今回は3社に取材され「贅沢な宣伝」になりました。(ヒスイの粉を提供しているグラスペイントの方との二人展です)

いつもの新聞には3度目の掲載…、書く事も前回と差が出ないので迷惑だったかもしれません(笑)

やってこなかった事をまとめて行っているので騒がしい感じになりますが、今の段階(年齢)がギリギリなので可能な限り表に出て活動したいと思います。
ただ、今までのツケなのか、表での活動はストレスが溜まります…、随所で「もう若くない」って感じる(笑)

手応えも感じられる事が少なく、富山方面か糸魚川中心かで決めてしまっても良いのかもしれません。(ヒスイ関係の販売は)
気質の問題なのかな?、1時間程度の距離ですがヒスイ文化が定着しない理由が解ったような気がします。
これも勉強、経験則を積み上げてデータとして示せば、きっと後続(日出づる命)の役には立ってくれるでしょう。

まだ始まったばかりなので結論を出すのは早いですが、朧げな兆しは見えていて、それに適応しないと売り上げを伸ばす事は出来ないように思えます。
しかし「それに適応すべきなのか」と言う疑問はあり、滅びゆく「品」や「繋がり」をどこまで重視するのかは吟味しなくてはなりません。(この判断がとても難しい)

なんであれ今回の展示会で学んだ事を活かせるよう、いろいろな縁を模索してみようかと思います。

無駄な時間を費やす事なく前に進む力を育てる、かなり難しい事ですが「それを成す必要がある」って事だけは分かるので、自分の信念を曲げずに進みたいと思います。


ちなみにワークショップも続けて行こうと思います(8月上旬には行えるかも?)、削り方や磨き方など基礎となる事を学べば今後の人生に役に立つ事があるでしょう。
こういった仕事も在るのだと知ってもらえたら、万に一つでも目指す者(後継者)が現れるように思えます。(運頼みな領域でもある感じ)

まずは目の前の展示会、新たな出会いに期待して臨みたいと思います。
2022年06月30日
今日で大紅屋での活動は終わりを向かえました。(一旦休憩)
今まで協力してくれた方々に感謝です、長かったような…、短かったような…、いろいろと濃密な活動が出来たかと思います。(ミニコンサートもしたし)

作家との交流は「期待した程ではなかった」と書きましたが、それを目的としていないイベントの中で強い縁を結べた作り手が2名いました。(石関係での繋がりでした)
一人は今井の同年代の陶芸作家さん、もう一人は富山のシルクスクリーンの作家さん、どちらとも友人を介して知り合い意気投合しました!

結果的に良かったなぁ〜、探さなくても必用な縁は来てくれるのかもしれません。
7月〜8月は大紅屋で活動できないかと思いますが、どこかで集まってコラボの相談をしたいと思います。
作るものは違えど同じ孤独を感じながら進む者たち、同病相哀れむって感じかな?
その弱さも結束には欠かせない要素なのだと感じました。

作り手ではないですが、他にも幾人かと交流を持つ事ができ嬉しい限りです。(若年層が多くて嬉しい(笑))

若干ですが困った縁もあり、その縁は断ち切った方が良いように思えました。
癇癪を起こす者、家の酒を会費だと言い張る者、その現状は若者も見ていましたので、今後の評価は下がる一方でしょう…。
呼んだ者も、呼ばれた者も、あまりにもセコイ人間で呆れるなぁ…。(会計の子が困っていたので私が払いました(笑))
もう「一生、来なくていい」と言いたい!

愚痴はこれくらいにして、全体的には最高の結果を出せたように思えます。
家賃が安いので元を取る事は雑作もないですが、それよりもヒスイの手磨き体験を希望した人が多く、皆が満足してくれた事が大きいです。
ほぼ女性で、ほぼ県外、それでも地元の人がいたのは救いでした。(少数ですが男性もいて良かった〜)

私がこの体験に固執する(創作活動を遅らせてまで行う)理由としては、「向ける対象がいなくなるのを看過でいない」って事が根本にあります。
要は切磋琢磨の「磨」が抜けた「マヌケだらけになっては困る」って事です。

自身を磨かない、自身の磨き方を知らない、そういったマヌケにお守りを向ける意味はありません(笑)
糸魚川のヒスイがお守りで在り続ける為には、作る側も、所有する側も「磨かれた者」である必用があります。

それを教える為の入口であり、基礎・基本を目で見えるカタチで学べる方法だと言えます。

ちなみに、縄文時代に憧れるのは良い事ですが、まずは自分の硬度を知る事から始めると良いかと思います。(やるべき事が見付かるので)

マヌケだらけになってはたまらない、どれだけ国力が落ちようとも「魂の質量だけは高められる者たち」を育てたいと思います。(日出ずる命にしか託せない願いでしょう)

今後も継続できるのか…、とりあえず今は目の前のギャラリー展示会に集中したいと思います。(期待できるのか未知数ですけど…)
2022年06月22日
5月中旬から始めたワークショップも終盤になりました。
前半から比べると訪れる人は減っていて、ヒスイの手磨き体験の可動も緩やかになっています。
時期的な事も関係しているのかな?、様々な要因があるかと思いますが、夏休みには需要が高まる気はしています。(その時期に活動できるか分かりませんが…)

7月には再びギャラリーでの展示即売会(ほぼ宣伝)や、団体への手磨き体験の挑戦(まだ未定)、押上駅でのイベント(ちょっとしたイベント)の予定もあり、販売する品(活用する品)の制作なども含めて忙しくなりそうです。
今年からコミュニティーを深める目的で動いていますが、短期間でいろいろな人と知り合い恩恵を受ける事ができました!(訪れた方々に感謝です!)

先日は同郷の友人のミニコンサートがあり、二週間しかない準備期間(急な企画)でしたが、20人ほどがキターレに集まりイベントを楽しみました。
糸魚川に長期滞在した経験があり、その中でヒスイ探しを楽しんだ事で繋がった縁から今回のミニコンサートが実現しました。(特に女性限定のシェアハウスを運営しているオーナーさんの協力が大きかったです)

基本的に表に出る事のない私のスタイルとは異なり、大勢の前で堂々と歌う姿は「見習いたい!」と思いました。(一回りほど年が違いますが、尊敬する姿でした!)
私も今後は多少なりとも表に出て活動するので、そのスタイルに慣れて行けるよう努力したいと思います。

いずれ歌姫として(奴奈川姫の衣装を着て)歌ってもらうイベントも開きたい!、早速ですが参加したファンの人と計画しています(笑)
参加者が楽しめるイベント(内輪での祭事)になると嬉しいなぁ〜。


それはそれとして、一ヶ月半くらいの期間でしたが結局、作り手の人たちとは交流を深められませんでした…。(ちょっと残念)
探し始めた30代と変わらない人員と距離感、10年近く経ちますが「未だ各々が求めていない」って事なのでしょう。
やはり「石好きのコミュニティー」を求めた方が幅が広がるようです。
結論が出たので無駄な事は繰り返さないよう気をつけたいと思います。(既に知り合っている作り手とは今後も協力していきます)

残すところ8日ほどですが、ここで知り合った人たちと交流を深めて、序章の締めくくりを楽しみたいと思います。

これが最後ではなく始まりなので定期的に大紅屋を活用して「ワークショップを兼ねた仕事場」を定着して行けたら面白い未来になると思っています!(7月や8月も借りられる日があるのなら、可能な限り活動したいと思います)
2022年06月09日
大紅屋を借りて一ヶ月近くが経ちました。
時間がかかるであろうと考えていた手磨き体験でしたが、周りの協力もあり早い段階から結果を出す事ができました。(5月後半にはレンタル料の元が取れました!)

共場コモンズとの合同イベントで進めた相乗効果があったのかな?
鉱物のサイエンスカフェでは新たに知り合う事ができた人たちが多く、探石の魅力を話し合えました。
課題としては初級・中級・上級と分けた方が良かったかと…、「探石の結論」を出している私の話では初級の人たちの冒険心(遊び心)に水を差す事になったように思えます。
もともと私が話す予定ではありませんでしたが、どうしても加工人に意見を求める事が多いようです。(答え合わせみたいになってしまい、その答えは「繰り返す者」には辛い結論になります)

ちょっと話が逸れましたが、予定通り大紅屋での活動は6月末で一旦終了です。
7月〜8月の延長も考えてはいたのですが、その期間に別の予約が入ったとの事なので仕方ありません。(個人が占領する訳には行きません)
9月〜10月に再び借りる予定ですが、私の創作活動が忙しくなれば別の仲間に借りてもらい協力できたらと思います。(私が中心で動けなくなった際の代理も必要)

始める前は「意味があるのか?」と悩みましたが、今は学ぶ事も多く、知り合った人たちも多く、とても有意義だと言えます。
今後も協力し合えるでしょうし、ここ(大紅屋)じゃない活動拠点でも集まってくれるかと思います。
場所がどこであれ「やる事」は決まっているので、どの場所でも同じように進める事ができたのなら「その者こそが集う場」だと言い切れるかと思います。(目指す導師に近づけるかな?)

今現在の予定では7月前半でヒスイの手磨きを体験する人数が一気に跳ね上がるので、その経験も私の血肉になるでしょう。(邪魔されなければの話し)
体験者も己の磨き方を学ぶので、特に「日出ずる命たち」には重要な経験になると思います。(天一坊タイプ(口八丁)のエセ加工人には注意!)

未だ「未来を示せる命」として、然るべき姿を体現して行きたいと思います。


え〜、手磨き体験はコモンズでも、キターレでも、私の工房でも、やろうと思えばどこででも可能なので、雰囲気が見合った場を選んで、期間外でも進めてみたいと思います。(期間外は予約制になるかと)
2022年06月01日
シルバーアクセの作家さん(高見澤さん)とコラボしているリングの新作を紹介します。
日本海(ヒスイと出逢える糸魚川の海)をデザインに込めて作っている波シリーズ、今回は「波のかんむり」が新たに誕生しました!

主に雫型〜楕円型のルースを用いて水滴を表現し、そこに波しぶきのような王冠が付く事で女性らしさも備えています。
リング自体を波打たせているので、川や湖よりも「海のイメージ」を強く込めている作品になります。





身につけ方が2パターンありますが、オススメの身につけ方は「王冠を下側にするタイプ」との事です。(指長効果を得られるらしく、女性には特に嬉しい効果なのだそうです)





青〜碧が似合うデザインではありますが、新緑〜深緑を映した海や、朝焼けや夕焼けに染まる海を表現しても美しいと思います。(翠〜緑や紫、叢雲なら灰〜黒も活用できるでしょう、白は白波や雪解けを感じさせます)

ますますルースを製作するのが楽しみになりました〜。
もっと近くで活動してくれたらと思うのですが、相手に要求するより自分が近く行った方が話が早いでしょう(笑)
でもメインが糸魚川のヒスイなので離れる事は不可能、核(コア)が糸魚川で作られる事に意味があります。(これは私の絶対条件、そして「私がコアを作る」って事も不可欠)

いずれ長期滞在(短期でも可)で呼べる場を得られたら、その時は改めてお願いしたいと思います。


これから本領発揮の季節が近づいているので、ルースを選んでのオーダーや、カケラ(小さな海岸転石)から加工してのオーダーも進めて行けるよう準備したいと思います。(制作中のコラボ作品の仕上がりが楽しみだなぁ〜)
2022年05月28日
新たにエマさんが大紅屋に参加する事になりました。
海や川でのガイドを軸にしながら、今まで集めたコレクション(化石や鉱物など)の展示も行うようです。
集中して翻訳の仕事もできるよう、二階の小部屋をプライベートの空間にして活動します。(展示もするので接客を兼ねます)

糸魚川に移住して7年になるそうで、今まで頑張って様々な活動を行ってきたようですが、日本人特有の距離感に馴染めない事も多く苦労しているようです。
最近では糸魚川を離れる事も頭に過るらしく、ここでの活動を切っ欠けに「移り住んだ時のような心持ち」と、「新たな挑戦」を見出したいようです。(移住者に共通する悩みかも?)

どこまで協力できるかは分かりませんが、何かしらのヒントは得られたら嬉しいと思います。(私自身もヒントを得たいと思います)

大紅屋の活動は6月末までの予定ですが、私が主体じゃなくても7月〜8月まで延長するのも良いかと思います。
きっと夏場の方が賑わうでしょう、でも気温(冷房)が心配…、汗だくになりながら手磨き体験をするのは修行でしかないでしょうね(笑)
別のワークショップも併用しながら活動できたら良いなぁ〜、染色の体験(手ぬぐいを染める体験)を行える人とも知り合えたので、そちらをメインにしても涼しげで良い感じがします。(特に夏場は涼しげ、水も使うし)

いろいろと考えられますので、協力してもらえる人材を探してみたいと思います。(興味がある人は遊びに来て下さい!)


今日は富山から女性二人が来店して、ヒスイの手磨き体験を行いました。
早々に改善した「角材じゃないプラン」が功を奏し、気軽に20分くらいで仕上げる事ができました!(三人の合作ですが(笑))
インスタを見て来てくれたようで、仲間(今まで体験したお客さん含む)の協力に感謝したいと思います。

天然石のペンダントも購入されたので、「ダメもとで飾ってみて良かった」と心の底から感じました(笑)
ヒスイ以外の天然石に興味がある人も歓迎していますので、気軽に寄ってみて下さい。

夏に向けて課題も多いですが、今までやってこなかった事を進めて「必要のある行動」を明確にしたいと思います。(必要が無いと解ったら二度とやりません(笑))
2022年05月26日
周りの協力もあり、どうにか手磨き体験を希望する人も増えてきました。(多くが女性)
探石体験から手磨き体験に移行する人もいて、少しずつですが「思い出をカタチにする事」が浸透し始めています。(石のガイド(カワセミ・スタディ・ツアーズ)の協力あっての事です)

手磨き体験では課題も見えてきて、「艶出しのみ」を行うプランもあった方が良いと分かりました。(要は30分〜40分くらいで仕上がる手軽なプランがあった方が良いかと)
ヒスイの角材からだと、どうしても私が手伝う工程が多くのなる(子どもや女性の場合は多くなる)ので、自分だけで行える仕様も選択できるようにしたいと思います。(でも、女性に聞くと「ヒスイの角材からの方が楽しい」との声が多く、なかなか逞しいと感心してしまいます(笑))

また、自身の石(端材含む)を持ち込みで行えるようにもしたいと考えています。
サイズ次第ではありますが、一面だけ磨く飾石タイプも可能にできたらと思っています。(探石ガイドとの連携では重要になるでしょう)
あくまでも手磨きなので、人力で可能な範囲で行います。(商売でのグラインダーの使用は講習が必須)

有料での簡易識別も行う事ができました。
機械分析を必要としないのなら私の簡易識別で十分でしょう(笑)、予約もいらないし短時間で完了します。(石好きの人とは話が長くなりますけど(笑))
当然ですが名前の分からない石もあるので、それは料金には含まれません。

先日は鉱物好きの女性が訪れヒスイ転石の識別をしました。(幾つかヒスイを見付けていました)
ヒスイ以外の鉱物(日本各地の鉱物)も小学生から集めているそうで、やはり「集まり続けて置き場所が無い」って事が問題になりつつあるようです。
幸いに、まだ若いので深刻にはなっておらず、実家の両親が少し困っているとの事でした(笑)

思い出のあるものを断ち切るのはとても難しいので、できる限り活用する方法を模索し、それでも手に負えないのであれば「元に戻す事」、あるいは「使い手に任せる事」を決断すると良いかと思います。


ちなみに、もう一つの目的である「作り手のコミュニティー」ですが、ほとんど進んでいません…。
ここ(大紅屋)に関わるメリットを明確に示せたら良いのですが、これがとても難しいです。
私のように「環境を変えての仕事を求め、多少の利益も見込めて、新しい発展の可能性がある」って条件を満たさないと居る意味がないでしょう…。

もう、作家ではなくリモートワークの人を呼び込んだ方が話が早い気が…。
その人たちと物販を強化した後に誘った方が効果的かと思っています。(私個人の考え)

作家たちとの縁は進まず残念ですが、近所の人たちとのコミュニティーは進んでいます。
今日はお婆ちゃんから魚をもらいました、鯖と赤い魚(セイカイかな?)、冷蔵庫がないので早急に家に戻って鮮度を保ちました(笑)
いつも顔を出してくれて何かと世話を焼いてくれます、見張りもしてくれるので頼もしい、大紅屋が開いているのが嬉しいようです。(昔の賑わいを思い出すのでしょう)

私は女性からの恩恵が特に強いように思えます、家庭は持たないと決めて仕事していますが、その恩恵は有難く受け取りたいと思います。(とても助かります!)

まだ先は長いので、これからの縁に期待して準備(コミュニティーの場の準備)を進めて行きたいと思います。

今後とも協力をお願いします!
«前のページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ... 41 次のページ»
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス